PLAN
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放課後サードプレイス
- チーム(学校名)
- パピコ(熊本学園大学)
プランの全体像
私たちが提案する放課後サードプレイスは、保護者が安心して仕事帰りまで小学生の子供を預けられる新しい形の学童向け補習塾です。主なサービス対象はあまり成績の良くない小学生ですが、真のターゲットは、忙しい日常の中で子供を放課後に長時間ひとりにしておくことへの不安を感じており、かつ子供の成績向上を望む保護者です。徹底的な学習サポートによる確実な学習成果、ならびに放課後を過ごす空間を子供たちに提供することで、保護者の方々は安心して働くことができます。約束した学習成果が達成されない場合には返金保証します。このモデルは、現代の忙しい生活様式に合った新しいビジネスプランとして、高い需要があると考えております。
プランの着想のきっかけ
私は当初、ライザップのような徹底サポートと返金保証を軸に、小学生から高校生を対象とした学習塾のアイデアを持っていました。しかし、これだけでは他の塾との顕著な差別化を果たせず、単なる一つの塾として埋もれてしまいます。検討していく中で、学力の低い共働き世帯の子供は自宅以外に居場所がないのでは、ということに思い至りました。多くの学習塾は、入塾時に満たすべき学力要件があります。学力の高い子供は塾の教育サービスを受けやすいですが、そうでない子供は、両親が共働きの場合の居場所が限られます。そこで、放課後に子供の「補習」の機会と居場所を確保し、仕事が終わると同時に保護者が迎えに来るというモデルを考えました。
そのプランの実現手段・方法
このプランの重要な要素は「立地」と「サービス内容」です。まず立地については、必ず学校近くに設置することで、学校が終わってから保護者が迎えに来るまでの間、子供たちを安全な環境で集中して学ばせます。次にサービス内容については、「進学」ではなく「補習」を主軸とした個別指導に特化します。学力の低い小学生をクラスの平均まで引き上げることを目標としています。もし学校の成績において期待した結果が得られなかった場合、保護者の要請に応じて授業料及び入塾料を全額返金します。入塾前には1か月間のトライアル期間を設け、この検討期間を経て納得した場合にのみ、授業料と入塾料をお支払いいただく方向で考えています。