2023年度 第9回

1次選考結果発表

PLAN

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親子それぞれの感情を共有するためのAI

チーム(学校名)
intells(崇城大学)

プランの全体像

昨年度不登校の小中学生、高校生の割合は過去最多の30万人を上回った。特例校を設立することやオンラインでの受講でも成績を反映させるなどといった対策が考えられている。

私は不登校には色々な原因が挙げられていますが、親子関係に注目し、それぞれの感情を共有することで不登校解消のきっかけを作れるのではないかと考え、親子それぞれの感情を共有するためのAIをサービスするビジネスを提案する。そして親と子供の間で親は子供の見えない感情、子供は親の思っていることを共有することで、良好な関係を築くことが出来ると考える。

プランの着想のきっかけ

私は中学生の頃に一度不登校として一年間学校に行けなかった時期がありました。その理由としては友人関係から親子の関係にまで干渉してしまったことが原因だと今では考えています。

特に親と衝突するということはどの家庭にもあると思われるが、そのタイミングや形が間違ってしまうと複雑な関係に発展してしまうと私は感じました。もし、その時に親に自分の言い出すことが出来なかった感情や思いが伝わっていれば、親の自分に対する思いを素直に受け取ることが出来れば少なくとも長い時期不登校になることはなかったのではないかと感じた際にこのプランを考えました。

そのプランの実現手段・方法

まず、それぞれの感情を受け取るためのコミュニケーションAIの開発し、家庭の玄関などに配置する。そして、帰宅した際などや生活の一部でコミュニケーションをとることで子供や親の感情を収集する。収集した感情や出来事などを親や子供がスマホなどを通して見えるようにすることで、それぞれの思っていることや言い出せない感情を理解し合うことを可能にする。特に親や子供の言葉遣いなどや声の強弱から感情を学習することや、他にも言い出せない事やイベントなどの情報も共有できるものを考えている。その家庭だけのコミュニケーションAIとして学習させることで家族の一員のような気が許せる関係として活躍するサービスを目指している。

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