PLAN

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空間と待ち時間有効活用サービス

チーム(学校名)
金木犀(熊本学園大学)

プランの全体像

私は、空間と待ち時間を有効活用するサービスアプリを提案します。市街地から離れた地域に住む人々は、交通の便の限られた環境で、待ち合わせ時間までの空き時間を効果的に利用できない問題を抱えています。そのペインを解消するために、空きテナントや住居の空き部屋を、勉強や仕事に集中できるスペースとしてアプリでつなぎます。各スペースには、パソコン、インターネット、プリンター、参考書など、勉強やビジネスタスクに必要な設備を整えます。運営サイドの社員が設備の設置や撤去を担当するため、利用者は気軽にスペースを使用できます。これにより、大学への移動時間やビジネスの待ち時間などを有意義に過ごすことが可能となります。

プランの着想のきっかけ

大学への通学で電車やバスを利用すると、待ち時間が生じることが多いです。さらに、私の地元の駅のような市街地から離れた場所では、待ち時間を過ごす場所が限られています。そんな中で、勉強や大学の課題をこなせる環境が整っている場所があれば時間を有効活用できるのに、と常々感じていました。そこで、駅周辺に気軽に利用できるスペースを設け、勉強や仕事をする環境を提供するアイデアを思いつきました。これにより、学生や社会人が待ち時間を価値あるものに変えることができるだけでなく、空きテナントを持つ企業側も利益を得ることができます。この提案で、空き時間と空間の双方を最大限に活用する新しい形のサービス構築を目指します。

そのプランの実現手段・方法

このビジネスプラン実現のために必要な要素としては、作業や勉強ができるスペースとして活用できる、ローカル駅周辺の空きテナントやアパート、マンションの空き状況のリアルタイム把握システムが挙げられます。このシステムはアプリ上で管理され、利用希望者はスペースを検索し、アプリを通じて部屋の予約を行います。予約が完了したら、部屋へのアクセス情報や入室時の暗証番号をメールで送信する仕組みです。料金は利用時間に応じて決まり、決済はクレジットカードもしくは電子マネーで行います。空き部屋の内装の設置や撤去は物件オーナー側にフィーを支払って行っていただくことを想定しており、利用者には追加の手間はかかりません。

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