PLAN
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オンライン収納
- チーム(学校名)
- ミニオンズ(熊本学園大学)
プランの全体像
私は、自宅にいながらアプリで簡単に私物を外部で保管することができる新しいサービスを提案します。具体的には、ギグワーカーと連携することで自宅と貸コンテナ・ロッカーを繋ぐ独自の物流システムアプリです。保管ニーズのある人は、自宅のスペース不足や大きな荷物の運搬に悩むことなく安心して物を預けることができますし、コンテナ・ロッカー所有者は空きスペースの稼働率向上による収益メリットを享受できます。さらにこのサービスで、現在コンテナやロッカーを利用している人や企業は、借りている物件の空きスペースをアプリ上で利用希望者とマッチングさせることで、空きスペースとレンタル料をシェアすることが可能になります 。
プランの着想のきっかけ
私はアパート住まいである一方で、大型バイクを所有しています。収納スペースが限られているため、 季節外の衣類やバイクパーツの置き場に常に困っています。既存の貸コンテナやロッカーサービスはあるものの、バイクしか持っていない私には、そもそもそれらの荷物を運ぶ手段がありません。もちろん一般的な配送サービスもありますが、少量の荷物でも高い最低料金がかかり、私にとってはコストパフォーマンスが悪いと感じます。このような悩みは、家庭での子供の思い出の品や法人の書類、イベントグッズなど、多岐にわたるのではないかと考えました。そこで、これらの課題を解決する新しい物流サービスのプランを発想するに至った次第です。
そのプランの実現手段・方法
この新しいプランを実現するには「➀貸コンテナ・ロッカー所有者と利用者をマッチングさせるアプリ」と「②物品の運搬を行う人員」という 2 つの要素が重要となります。アプリは、貸コンテナ・ロッカーの登録・検索・契約がスムーズに行える機能を中心に設計します。物品の運搬に関しては「ギグワーカー」制度を採用し、アプリ内でギグワーカーの登録や配送案件のマッチングが完結する仕組みを構築します。これにより、運搬が必要なときだけギグワーカーを活用することができ、運営サイドのコストの最適化が可能になります。この 2 つの要素によって、既存の貸コンテナ・ロッカーを使用しつつ、少ない初期費用で実現可能と見込んでいます。