PLAN
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事業継承×リノベーション
- チーム(学校名)
- 学生団体パッショーネ(熊本県立大学)
プランの全体像
熊本の個人事業主の病気や事業者の高齢化による後継人不在時の事業破綻を解決すべく、事業継承支援とリノベーション事業。後継人不在の事業者(以下事業者)と継業者のマッチングを商工会等の自治体を介して行う。月額制サブスクリプションでコンサルティングをマネジメント、財務、特許、経営の四つに分け、地域ぐるみで行う。事業を継ぎたい人向けに広告を行い、継業希望者を募る。継業希望者、予備軍に対しては、起業関連コンテンツを配信し、アントレプレナーシップを醸成。事業所等に建て替えが必要な場合はリノベーションをセット価格で提供。オン・オフライン、両立で展開しアプリケーションにて完結できるようなシステムを構築する。
プランの着想のきっかけ
2025年の中小企業の約6割が70代になり、その内の半数が後継者が未定です。熊本も年間約200件の後継者不在による倒産が生じています。また、熊本の人口メッシュは、160人以下が過半数であるのに対し、1520人超え、全体の15%を占めています。地方企業の倒産はこの人口分布の偏りを促進し、地方の衰退に拍車をかけていると考えます。また、就職者の県外流出も2021年には5000人と上下しながら、増加してし続けています。こういった状況に歯止めをかけるべく、事業承継事業の構想を練りました。また、住居一体の事業所の継承が滞っているといった、商工会の意見を聞きそれにリノベーションを伴わせる事を考えました。
そのプランの実現手段・方法
実現には、1後継人を求める事業者、2事業を継ぐ継承者 これらを同程度の数集めることが必要です。1に関しては、商工会と連携し、募ります。2に関しては、広告代行業者をチームメンバーとして雇用、記事化して継承者予備層に宣伝します。熊本の継業バンクと連携し、募集•応募情報を共有します。また、事業継承の際のサポートを、市役所のイノベーション推進課等と協力し、財務•特許•マネジメント•経営に分け、月額制で行います。(22~55万円/半年)また、必要に応じ、リノベーションを行います。(10~15万円/㎡)