PLAN
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豚プラセンタの食品利用 ~プラセンタ配合麺の開発~
- チーム(学校名)
- manifect(崇城大学大学院)
プランの全体像
プラセンタには、アミノ酸やビタミン、ミネラル、酵素をはじめ、多くの栄養成分や成長因子が含まれており、免疫活性化、アレルギー抑制、抗炎症、抗酸化など様々な効果が期待できる。近年、人々の健康に対する意識の高まりが強くなってきていることから、プラセンタ成分をサプリのみならず、食品として摂取することに需要があると考えている。そこで粉末・エキスの2タイプのプラセンタを販売し、本プランは、その活用方法として、プラセンタを身近で手軽に食べることのできるラーメンとして摂取できるようにすることを目的に、プラセンタの粉末を麺に練りこんだプラセンタ配合麺を開発した。
プランの着想のきっかけ
もともと畜産現場から出るブタのプラセンタをペットや家畜のサプリメントとして販売するビジネスを考えていた。新規用途開発として他に何かないかと考えていた際に、今までプラセンタを使った食品はなかったと思い、食品として提供することで、もっと身近にプラセンタを取り入れることができるのではないかと考えたのがきっかけである。
そのプランの実現手段・方法
現段階では、菊池の田中養豚場や熊本農業高校からブタプラセンタを回収しており、製造プロセスとして、畜産現場で廃棄処理されていたプラセンタをエキスタイプと粉末タイプにした。また、麺には粉末タイプを練りこみプラセンタ配合麺を作成した。今後は、らあ麺紬(つむぎ)と(有)富喜製麺所の監修のもと、より品質の高い製品を研究・開発する。また、大量生産するために、ロット管理を行える体制をとり、安定した品質管理や品質保証を行うために、さらなるエビデンスの集積と有用性の確立を行う。