PLAN
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動く堤防で津波を防げ!
- チーム(学校名)
- ふっくま(崇城大学)
プランの全体像
ここ最近、南海トラフ巨大地震の特集などを目にしています。今までも津波による被害が多く発生しています。特に津波により起こった大災害のほとんどは、津波が堤防を越えたことによって発生しました。また、今、日本では高齢化が進んでおり、逃げ遅れてしまう高齢者がいるかもしれません。そこで私たちは津波の被害を抑えるために動く堤防を考えました。堤防内部にもう一つの堤防を作り、その堤防が上下することで堤防の高さを調整します。動く堤防は、堤防を越えるほどの高さの津波が予測されたときに発動します。そうすることで、津波が堤防を越えることなく、大災害を未然に防ぐことが出来ます。
プランの着想のきっかけ
私は、防災の番組や学校の防災授業の時に津波による被害や津波によって苦しんでいる人たちを見てとても胸が苦しくなりました。そこで自分にできることはないか、どうやったら津波による被害が少なくなるのかを考えました。そこで私は、動く堤防を考えました。動く堤防では津波が観測された際に堤防が上下に動くものとなっております。その動く堤防を付けることで津波による被害が最小限に抑えることができ一人でも多くの命を救えるのではないかと考えました。
そのプランの実現手段・方法
まず始めに身近にあるような堤防を作りますが内部には上下に動く機能が付いたもう一つの堤防を作ります。そして、緊急地震速報が発表後に津波の警報が発生された場合、堤防に配置した防犯カメラなどで状況の分析を行います。そして堤防を越えると予想された場合、堤防の中からもう一つの堤防が上がり、津波が越えるのを防ぎます。また、普段は提防の中に収納する形で管理し、景観が大切な観光地などでも活用できると考えています。動く堤防の材質は金属で作ろうかと考えています