PLAN
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安心安全、命を守る自転車
- チーム(学校名)
- α(崇城大学)
プランの全体像
自転車事故の数は昔に比べて減ってきたものの、ここ近年の事故数はなかなか減らない。車には、自動安全ブレーキ装置や衝突防止センサーなど様々な装置がつけられている。しかし、自動車にはなにか安全装置がつけられているだろうか。そのため、車以外にも安全装置を付ける必要があると考えた。私たちのビジネスプランは、このような問題を解決するために考えられたシステムである。自動車だけでなく自転車にも安全ブレーキシステムを付けることで車を検知し、なるべく多くの命を救いたいと考えた。
プランの着想のきっかけ
私たちのメンバーには横断歩道を自転車で横断している際に横からの車と衝突したことがあり、幸い大きなけがをすることはなかったが、未然に防ぐことができれば同じような事故を防げると考えた。交通事故やその対策といえば、主に自動車が注目されがちだが、目線の先を車から周りの交通手段に向けてみて、そこで自転車に注目した。現在、自動車にはカメラで危険を察知し、危険を制御し事故を防ぐ装備がついている。そして、自動車の安全性と自転車の安全性を比較したところ、自動ブレーキが自転車には設置されていないという点に注目したことがきっかけである。
そのプランの実現手段・方法
まず、自転車の自動ブレーキが「なぜ現在機能として備わっていないのか」、また機能としてつけることができないなら「なぜつけることができないのか、またその理由」を調べる必要があると思う。自転車からの視角と、自動車からの視角は違うため、自転車の自動ブレーキをそのまま使っても事故は防げない。そのためにまずは、自動車と自転車の死角の違いを調べる必要がある。自転車は自動車と違い正面衝突で事故することはほとんどなく多くの事故は車の横からの追突事故だと考える。それを防ぐためには、自転車が道路を横断する前にその道路の状況を把握し、それを手助けする自動ブレーキを開発する。