PLAN
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地域還元型空き家リフォーム
- チーム(学校名)
- SPACE(崇城大学)
プランの全体像
日本では空き巣被害が問題になっている。少子高齢社会が加速していく中、空き家を放っておくわけにはいかない。そこで空き家をリフォームして外国人労働者や海外旅行者に移住食を提供したいと考えている。ただ、空き家をリフォームしてビジネスをするだけでは、面白みがないので、崇城大学だけでなく熊本大学や熊本高専の建築学生に授業の一環でデザイン案を提出してもらい、地域ぐるみで活動を考えている。また、空き家リフォームに人材育成プロジェクトを組み込むことで日本を支える若者として意識を感じてもらい、社会的な利益を互いに享受できる仕組みを作りたいと考えてる。
プランの着想のきっかけ
私たちSPACE班が空き家ビジネスを推進する理由は、大きく3つに分けられます。
Ⅰ高齢化社会が進んでいく中、空き家は増えていく一方であり、治安悪化を防ぐ
ために早急に対策をする必要性があったから。
Ⅱ現在日本は外国人労働者も多く、台湾のTSMC進出を発端にしたグローバル企業の進出や誘致企業への住環境の提供も実現でき、熊本は自然豊かで海外旅行者も多いため、空き家を有効活用するべきと思ったから。
Ⅲ崇城大学だけでなく熊本大学や熊本高専の建築学生に授業の一環として
デザイン案を提出してもらうことで社会的な利益を享受することができると
考えたから。
そのプランの実現手段・方法
このプランを実現させるためには資金調達がカギになります。仮に一戸建ての空き家をフルリフォームする場合500万~1000万近くかかり、大学生主体の場合、現実的ではないので、市町村に呼び掛けるとともに学生主体のクラウドファンディングを募りたいと考えています。
また、建築基準法に則って工務店にリフォームを委託する必要があり、リフォームする際に出た廃棄物は自治体に沿って処分するため、正確な予算を算出する必要があります。FacebookやInstagramなどのSNSを使い、学生主体で空き家リフォームを実現させたことをアピールすることで他社との差別化を計りたいと考えています。