2023年度 第9回

1次選考結果発表

PLAN

83

生ごみからガスゥ…?

チーム(学校名)
GreenClean(崇城大学)

プランの全体像

家庭、飲食店、コンビニ、工場、農家などから大量の有機性廃棄物(以降生ごみ)が出されています。現状では生ごみは普段可燃物として処理されています。そこで、私たちは生ごみを発酵してバイオガスを作るプランを提供します。生ごみを集めガスを作るシステムを作成し、生成されたガスは消費者に販売します。このガスは都市ガスと同じガスであり、日常生活で使うことができます。ガスを出した生ごみはオーガニック肥料としても利用できます。この技術を通してフードロス問題やエネルギー資源不足問題を解決に繋げたいと考えています。

プランの着想のきっかけ

日本の年間のフードロスの量は523万トンあることを知りました。この問題について調べていたらインドを中心に生ごみからバイオガスを生成して、日常生活で使われていることがわかりました。この技術は生ごみだけでなく、糞や葉っぱや木の枝など自然由来の有機物であればなんでも利用できる。そこで私たちはこの技術を日本で導入できないかと考えたのがきっかけです。

そのプランの実現手段・方法

このプランを実現するには生ごみが必要であり、まず私たちは生ごみの回収を行います。生ごみの回収方法は大きく分けて二つあります。農家、飲食店、コンビニなどの大量に生ごみが出る施設からは有料で回収します。他の回収業者よりも安価で契約をして、定期的に回収を行います。少量の生ごみが出る家庭は無料で収集します。その際はコンビニなどの特定の場所に集めてもらいます。それを大きなバイオガスプラントを設置してガスを生成して、そのガスをガス会社や一般家庭に販売します。発酵後に残ったオーガニック肥料は、農家に販売します。

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