PLAN

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廃棄牛乳の削減

チーム(学校名)
ロールパンナ(熊本市立総合ビジネス専門学校)

プランの全体像

大量に廃棄される予定の生乳を酪農家から買い取り、牛乳パックに広告をつけ、広告収入を得ることで、安く価格を設定し、より多くの人々購入してもらえるようにするプランを考えた。内容としては、いくつかの酪農家と契約し廃棄牛乳を買い取り、容器は紙パックを使い、1個あたり500mlのパックに入れる。パックの2面に成分表、広報欄をつけ、もう2面に広告をつける。1度購入してもらえれば数日間は冷蔵庫にあることから、何度も顧客の目に触れることになる。広告の内容としては企業の求人や酪農家自身のPR広告を考えている。収益はこの広告が主となり、価格は150円以下を想定している。

プランの着想のきっかけ

最近、SNSやテレビで新型コロナウイルスをきっかけに廃棄牛乳が増えていることや、ウクライナ情勢などの影響で牛の飼料高騰の影響で畜産農家が苦境にあることを知った。そこで私たちは牛乳の廃棄量を減らしつつ売上をあげることはできないかと考えたことがきっかけである。私たちがこの課題に着目したのは、熊本県は酪農が盛んであり、その分牛乳の廃棄量も多くなるニュースを見たからではある。また、廃棄される牛乳を売るだけでなく、牛乳パックの表面に、パートやアルバイトなどの求人広告をつけ売るプランである。デパートやスーパーで牛乳をよく購入する主婦をターゲットに販売し、廃棄量を減らしつつ、広告収入を得ようと考えた。

そのプランの実現手段・方法

このプランの目的は、酪農家の抱える廃棄される生乳を減らし、牛乳を広告媒体にすることで会社が酪農家と消費者を繋ぐためである。まず、廃棄予定の生乳を集めるために酪農家と乳価交渉をする。その際に廃棄費用を格安で請け負うことで酪農家の負担を軽減させる。次に、集めた生乳を自社で加工し、広告をつけたパックに入れて販売する。そのために、求人している会社か団体と契約を結び、スーパーやイベントで販売を依頼することで、自社の収益やマーケットを確保する。牛乳の販売価格を150円以下に抑えることで消費者が手に取りやすくする。また、飲食店に直接販売することで広告の衆知や自社の収益を上げることも可能である

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