PLAN

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スマホの悪癖を打破するコーチング「DayMaster」

チーム(学校名)
MindX(熊本大学)

プランの全体像

本事業は、スマホの過剰な使用によって試験などでパフォーマンスを発揮できない理系の大学生を対象に、スマホの使用時間に注目した目標達成のためのコーチングを提供する。コーチングは最初のビデオ通話と、その後毎朝のチャットによるコミュニケーションを通して行う。まずビデオ通話を通じて、スマホを使いすぎてしまう理由を分析し、個人に合わせた解決策も提示する。また毎朝のチャットでは、スマホの使用時間を監視し個人の目標への進捗も確認することで、目標への伴走を行う。最終的には、ユーザーがコーチング内容を軸に適切なスマホ使用を学習し、個人目標を達成することを目指す。

プランの着想のきっかけ

スマホは便利である一方で、その利便性や多機能性により、適度な使用を継続する事が難しい。提案者自身もスマホを無為に使い続け、無駄な時間を過ごしてしまったと後悔することが多々あった。また、多くの人も同様に悩んでいながら、解決出来ずにいることが分かった。長時間のスマホ使用は、気づいていても自分自身で制限することが非常に難しく、健康やQOLに大きな影響を及ぼす。このことは、スマホが必要不可欠な近年では大きな社会問題である。提案者はこれまでにハードウェアからアプリなど様々な案を試行錯誤したが、個人での制限には限界があり、スマホの強力な依存性に打ち勝つには人の監視・指導が最有力であるという結論に至った。

そのプランの実現手段・方法

私たちの実現方法は、オンラインコーチングに基づき、ユーザーのスマホ使用状況の報告やビデオ通話を通じて把握する。具体的には、ユーザーから提供された情報(時間帯・場所・頻度など)から、現状の把握と定量的なアプローチで使用時間を減らすステップを明確にする。また、ユーザーが抱えるスマホ使用の悩みや使用状況をビデオ通話で定性的に深堀りを行い、長期的な改善行動に結びつく対処法を提供する。この組み合わせにより、問題点や使用の癖を正確に把握し、個別に適したアドバイスや指導を行う。毎日やりとりをするコーチとのコミュニケーションが継続のモチベーションとなり、スマホに阻害されていたユーザーのポテンシャルを引き出す。

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