PLAN

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捨てられるメロンを加工で救う

チーム(学校名)
せき(崇城大学)

プランの全体像

私たちはメロンの加工品が少ないことに気が付きました。例えば、メロンジャムやメロンの缶詰などはあまり聞いたことがないですよね。イチゴやマーマレードとは違い、市場に出回っている加工品の種類が少ないことに着目しました。
傷や虫食い、高温障害などで販売できない作物を救うために、新しい加工品を作ることを目標にしました。これによって、新しい商品ができること、農家の方のサポートになること、食品ロスを減らすことなどのメリットがあります。

プランの着想のきっかけ

メロンに限った話ではないですが、糖度検査や、傷物、虫食いなどで商品にならない農作物が多くあります。また、店頭に並んだ農作物も100%売れるとは限りません。これらの農作物は捨てられることも少なくないため、何とか有効活用できないかと思ったのがきっかけです。

そのプランの実現手段・方法

道の駅や農家の方から廃棄される予定だったメロンを買い取り、そのメロンを用いた加工品を製造します。例えば、メロンの傷がついている部分に応じて、洋菓子店に安値で提供したり、肥料として加工したりします。洋菓子店に提供する場合、ケーキやパフェの製造過程でメロンを1玉用いることはほとんどありません。傷の大小にもよりますが、傷がついている部分を取り除けば、十分商品になる可能性があります。肥料にする場合、農薬を使ったものではないため、廃棄予定のメロンを提供する人、肥料を受領する農家、さらに消費者にもメリットを生じます。そうすれば、食品ロスの削減に大いに貢献することが可能となります。

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