PLAN

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ガンガゼ×害草=美味しいウニ

チーム(学校名)
ウニ+(崇城大学)

プランの全体像

私たちは磯焼けの原因となるウニの持つ雑食性に目を付け、特定外来生物の植物を餌として与えることにより、安価かつ環境的なウニの新たなブランド化によるビジネスプランを提案する。
本プランでは本大学のある熊本県で磯焼けの原因となり、駆除の対象のウニを使用することで地元の水産業への貢献や、特定外来生物の植物を餌として使用することによる特定外来生物の植物による侵食被害を受けている地域住民への新たな解決案となるだろう。プランで使用するウニは非常に安価または無償提供であり、さらに餌とする植物も無償であるため、ターゲットは安価にウニを提供する必要のある地域の商店やチェーン店等に対しての格安での販売を考える。

プランの着想のきっかけ

私たちは元々、本大学のある熊本県の環境問題に興味を持ち、特定外来生物の雑草を利用して農業に役立てることができないかと考えていた。しかし、雑草を活用した農業は多く既存していたので、雑草を水産業に活用したいと考えた。そこでキャベツを餌として飼育するウニを知り、ウニが雑食性なことを利用して熊本の特定外来生物の雑草を食べさせることができたら熊本の地域貢献につながると考えた。理由として、熊本県には天草市というウニが特産になっている地域があり、本地域でもウニによる磯焼けの被害が問題となっていたからである。

そのプランの実現手段・方法

プランの実現手段としてはウニの一種であり、漁業権の掛かっていないガンガゼを店に予約して取りに行く。学校でガンガゼを飼育し、区分けして様々な種類の雑草を与えてどの雑草の食いつきが良いのか、どの雑草を食したガンガゼの味が良いのかを調べる。比較対象として、本来の餌となる海藻類を与えるガンガゼを用意する。学校でのガンガゼの飼育方法としては、大きめのタライに人工海水を作り、環境を整えたのち、酸素管理や水温管理に注意し、餌を一日に一回は与える。これにより味のウニを厳選し提供することを考える。

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