PLAN

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“もったいない野菜”のネットスーパー

チーム(学校名)
アナリシス(熊本市立総合ビジネス専門学校)

プランの全体像

今回、提案するビジネスプランは、十分に食べられるのにも関わらず市場に流れることなく捨てられてしまう「もったいない野菜」を販売する会員制のネットスーパーです。形や大きさが規格外・小さな傷があるなどして市場に流れない野菜を各農家から買い上げ、ネット上を通して不特定多数の消費者に通常よりも比較的安価な値段で届けることで利益を生み出すことを目的としています。このネットスーパーを運営することで、農家さんが得ていた従来の利益にプラスが生まれるだけでなく、廃棄野菜による環境問題への解決の一助になると考えています。

プランの着想のきっかけ

私が住んでいる地域はみかんの栽培が盛んで、収穫の時期になると両親が知り合いのみかん農家さんのところへと手伝いに行きます。そうすると、私の家には形が不出来であるとか、大きさが基準に満たないなどの理由で、“売りに出せないが美味しく食べられる”みかんがコンテナいっぱいに農家さんから渡されることになります。それは両親と私では到底消費できる量ではなく、ほとんどを腐らせてしまう結果になります。この【食べきれずに腐ったみかん】は、みかんに限らず野菜や果物全般にみられる光景で、それは社会という大きな枠組みでも問題となっていました。それを知ったとき、この問題に対処できないかと考えたのがきっかけです。

そのプランの実現手段・方法

農家から「もったいない野菜」を買い上げ集積し、それらを販売する。販売方法として、サブスクリプションの形態を取り入れる。会員の登録した際に、ほしい野菜等の情報を記入してもらい、それらをもとにして一括で野菜の詰め合わせ、もしくは加工品を定期便として送り出すサービスとシステムを作り上げる。集積した野菜の保管場所や冷蔵・加工をする施設の確保が必要となる。

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