熊本メディカルアウトソーシング会社設立プロジェクト

一般的に『病院』と呼ばれる医療法人において、年間売り上げ数十億という規模の企業が数多存在しながらも、その全てにおいて医療法によって営利活動に激しい拘束がかかっている。売店や物品販売業務といった、病院運営において必要とされている業務でさえ医療法人は運営することができない。また委託先が存在しない業務に関しては、非営利(ボランティア)で運営され、病院事務業務自体を圧迫している場合さえ存在する。そこで私たちニナモ リがそれらの業務を営利で受託することにより
①病院は経営状態を改善できる
②患者さんは快適なサービスを享受できる
という二つのメリットを顧客に生む。

自分は大学に入学以前、県内の精神病院で働いていました。その時にある入院患者さんの院 外での活動に病棟ナースが同行するのを何度か見て、「病院はこんなサービスまでするの？」と不思議に感じました。その患者さんは親戚が存在せず、身元引受人もいない高齢者の方で、買い出し一つとっても困ったことがあれば入院する病院に頼らざる得ない方です。詳しく調べると、その病院がやっている付き添いは、必要なサービスであるのにもかかわらず医療法によって患者さんから料金を取れないボランティア状態であり、経営を圧迫していることが分かりました。病院がその使命である医療活動に専念できないのは問題だと自分は考えます。

医療法人の行えない営利営業全般を中核とした業務内容。具体的には、売店運営、物品仕入れ卸販売、患者さんの代行業務、身 寄りのない患者さんへの賃貸物件の斡旋、業務用車の管理、等々。 病院事務全般のアウトソーシングを想定。発展形として、事務システム根本を構築する医療コンサルティ ングを想定。また、決済に関して電子決済等を活用しキャッシュレス化することにより、「現金の要らない要らない環境」を実現。これは院内における貴重品の管理問題を解決します。すでに協力病院さんを確保中です。