PLAN

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過程を楽しむECサイト T-EC

チーム(学校名)
カントリーサイド(熊本大学大学院)

プランの全体像

私たちは、地方観光地を対象に、高齢化、人手不足の問題を解消するためゲームとECサイトを組みわせた仮想移動観光を可能にするビジネスを提案します。このビジネスを利用するユーザーは、①観光したいときに、自分のアバターを動かすことで疑似的に観光の体験をすることができ、間接的な接点が生まれること、②アバターが訪れることで購入できるお土産物や地域の特産を購入できるなどのメリットがあります。また、ユーザーだけでなく、観光地を管理している人や、土産物を売っている小売店もゲーム内で出店することができ、現実とゲーム上で2つの顧客の入り口を作ることができます。

プランの着想のきっかけ

僕たちは趣味で、よく友人と旅行に行きます。あるある観光地に行き、お土産物売り場でお話を聞くと、70歳を過ぎたおばあさんが一人でお店を切り盛りしていました。40年以上働いているとのことでしたが、自身の高齢化や商売の関係で後何年お店を出来るかわからないと言いました。自分は観光地の小さなお土産物売り場が消え、この場の魅力も、文化も消えてしまうのではないかと考えるようになりました。この現状を解決するため、観光地へ来るきっかけを増やすこと、観光地の売買の窓口を広げることが必要であると考えました。単に商品の売買を行うだけでなく、地方の観光地やお土産物売り場にお金を動かすことが出来る、このプランを考えました

そのプランの実現手段・方法

このプランの特徴は2点あり、1点目は、「自身のアバターを作り、現実の観光地を回ることが出来るゲーム」と、2点目は、「観光地、小売店を展開するECサイト」です。1点目については、仮想空間上で観光地へ向けてキャラクターが足を動かし、到着した観光地で買い物ができます。自身のアバターを動かすことで、目的地までの距離や行く過程を体験することができます。2点目は、観光地に対応したECサイトの制作です。各地点の観光ごとに入場料や販売しているお土産の値段を設定し、訪れた場所で購入でき、自宅に届きます。また、実際の観光地へ行くと使える特典や、限定品を用意することで、ゲームから現実への接点を作ることができます。

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