2022年度 第8回

1次選考結果発表

PLAN

64

みちくさ

チーム(学校名)
山道周作(崇城大学)

プランの全体像

熊本県天草市でコーヒー栽培を観光資源とする地域貢献

プランの着想のきっかけ

。2016年熊本地震で阿蘇に大きな被害が出ました。高校時代コーヒー栽培に携わっていた僕はハウスで育っているコーヒーたちが心配でした。地震が落ち着いた後、コーヒーは深刻な状況でした。しかし、そんな中でコーヒーは花をつけ、実を付け、できたコーヒー豆はその地域の人に振舞い心を温めていました。私は厳しい環境に負けず、実を付けたコーヒーに惹かれ大学院では研究させていただいております。高校でコーヒー栽培をしていた先生は、南阿蘇でコーヒーを栽培し、阿蘇の新たな観光資源になるように尽力されています。
私は父のふるさと天草でコーヒーを栽培し、特産品や天草の景色と融合する新たな観光資源を作りたい!と考えました。

そのプランの実現手段・方法

私は、農家としての経験を積み重ね「植物と対話できる人間」になることが大切だと考えています。土壌中の成分・粘質・pH・微生物の生態系や、植物の葉っぱの状態や根っこ・茎の状態を見極め、その植物が病気になっていないか、しっかり育っているかを判断できる能力が必要です。それができて初めてコーヒーが育ちやすい温度・土壌の環境整備ができると考えています。そのためには今の私は未熟です。このプランが実現するまでには20~40年かかります。しかし、実現した暁には天草の過疎化防止、観光資源を引き立て、国産コーヒー市場の拡大につながるのではないかと考えています。

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