PLAN

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車の乗り降りが簡単になる車いす

チーム(学校名)
KAY(崇城大学)

プランの全体像

自家用車に車いすユーザーを乗り降りさせるためには介助者と車いすユーザーともに体力 が必要であり、かといって福祉車両は高い。そのため車を改造する必要がなく、乗り降り に体力も必要とせず、簡単に福祉車両ではない自家用車に、車いすごと運ぶことが出来る 新たな車いすを提案します。 いすの裏にスライドレールを取り付け、また車いすの高さを調節出来るようにすることで 介助者が抱える必要がなく、どんな車にもスムーズな乗り降りを可能にします。急な車い す生活で福祉車両を購入しなくても元々所有している車が、福祉車両としても使え、車い すユーザーと介助者の両方の負担を軽減させるビジネスプランです。

プランの着想のきっかけ

私が10代の頃、母とともに祖母を自宅で介護していた経験がきっかけです。祖母を車に 乗せる時に母と二人で抱えるのも大変だったことを覚えています。もう少し車いすユーザーの乗り降りが楽になる方法があるのではと考えていました。そこで今回アイデアを提案 します。現在では、一般財団法人自動車検査登録情報協会調べによると1世帯当たりの自 家用乗用車の普及台数の割合は 1.032%です。自家用車は所有しているのに、新しく 100 万以上の値段の福祉車両を買うのは正直もったいないのではと感じました。そのため、自家用車に車いすごと簡単に運べる方法があれば便利なのではと考えました。

そのプランの実現手段・方法

このプランを実現させるためには、 ① まず(1)車いすを骨組みの部分といすの部分で分離することで車いすに乗った状態で自家用車に乗り降りを出来るようにします。(2)いすの裏にはレールを付けることでスラ イドするだけで車への乗り降りが出来るようにします。(3)いすの高さを変えることで 様々な車種に対応できます。 この3つの特徴を持った試作品を開発します。 ② その試作品を実際に車いす利用者に使ってもらい改善点を調査します。③その調査結 果をもとに試作品のブラッシュアップを行います。

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