PLAN
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Raspberry Piを用いた簡易VPNサーバの構築
- チーム(学校名)
- Strawberry Pi(崇城大学)
プランの全体像
安価で小型なコンピュータであるRaspberry Piを用いたVPNサーバを提供するビジネスプランを提案する.本ビジネスプランではVPNを安価かつコンパクトに導入することが可能である点,複数台のRaspberry Piを分散稼働させることで求められる性能へ柔軟にアップグレードできる点を強みとして事業を展開していく.また,必要最小限の機能のみを提供することで「導入のしやすさ」や「低コスト化」を狙う.
ターゲットはリモートワークの導入を検討している小規模な事業所である.小規模であるが故,従来のVPNサーバのサービスとは採算が取れないという問題点を解決することが可能であると考えられる.
プランの着想のきっかけ
私達の生活はコロナ渦により大きく変わりました.多くのことがオンラインで完結できる時代ですが,同時に高度なセキュリティが求められることになりました.インターネットを使っている時間が長ければ,情報漏えいや盗聴のリスクも高まります.これらのリスクに対して恐怖していては,真に便利な情報社会を実現することはできません.私達は1人の技術者としてリスクを気にせず情報社会の一員になってほしい,生活の中に利便性と快適性の両方を実現してほしいと思いこのプランを着想するに至りました.
そのプランの実現手段・方法
現在,筑波大学が公開しているVPN構築ツールのSoftEther VPNを用いて試作品開発を行っている.SoftEther VPNには並列化機能が備わっており,Raspberry Piを用いたVPNサーバの実証実験に適していると感じこれを選んだ.知識がない人でも簡単に扱えるものを作ることが目標であるため,今後,実証実験の結果をもとに並列稼働時最も効率の良い接続方法を自動で決定する機能やRaspberry Piをネットワークに接続するだけで必要な環境構築が完了する独自のソフトウェアの開発を検討中である.