PLAN
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障害者の一人暮らしを支援する街づくり
- チーム(学校名)
- SZ(崇城大学)
プランの全体像
廃校舎をリメイクした場所を使い、部屋・料理施設・ホール・広場がある、障害者の高校生と大学生をメインとした小さな街です。部屋の出入り、料理施設の利用時に専用のカードを使用します。部屋は台所なしのバリアフリーで、料理は専用の施設でしかできません。料理教室は皆で調理するための広い部屋と1人でも料理が出来る部屋があるので、日によって選択することが出来ます。ホールではPC教室を開講したり、服などの訪問販売を行ったりします。管理人兼ヘルパーが24時間滞在しており、車の侵入がないため安全で安心な一人暮らし生活を送ることが出来ます。社会に出る前に生活の基本を経験でき、成長することの出来る街です。
プランの着想のきっかけ
パラリンピック選手村での接触事故や街頭インタビューで「障害者という理由でバイトの面接を断られる」という記事をみて、障害者は一人で普通の生活を送ることに恐怖を抱いているのではないかと思いました。
また障害者という理由で賃貸マンションの入居が出来ない所もあるそうです。
そこで障害者の方たちが社会人入りする前に一人暮らしを体験し、明るい未来を見て欲しいと思い、このアイデアを思い付きました。
そのプランの実現手段・方法
障害者が安心して暮らせるように車の侵入は禁止し、専用の電子カードによって街内での位置情報を管理したいと考えています。料理施設では、皆で一緒に1から料理を学べたり、1人で料理を楽しめたり、日によって選ぶことが出来ます。皆で作る方では利用回数に応じて料金が発生し、1人で料理を作る人は材料費のみの支払いになるので、ここで食費の感覚をつかんで欲しいと考えております。またPCの操作を学んだり、バイトの経験ができたり、「障害者施設」ではなく普通の高校生や大学生と同じ生活をしているという感覚を持ってもらい、楽しい日常をお届けしたいと考えています。