PLAN

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100分でうつにさよなら! 〜メタバース×池田式メゾット〜

チーム(学校名)
目指せ!ノーベル平和賞(崇城大学)

プランの全体像

メタバース・AIを活用し、池田式メゾットを用いたセラピーを誰でも行えるような補助ツールを作成する。 日本では専門機関に来所するハードルが未だに高く、自殺者は依然として2万人/年を超過する。そこでメタバースを用い、患者の来所のハードルを下げ、自宅からでも没入感のあるセラピーを受けることを補助する。さらにAIを用いて、セラピストに助言を行う。池田式メゾットは、認知行動療法を臨床で実践するための技術であり、四千の人生を変えた実績がある。この手法ではメタ認知を重視するため、仮想空間にもう一人の自分を映し出せるVR技術で効果の最大化が期待できる。また、患者を仮想的に作り上げ、臨床訓練を行うこともできる。

プランの着想のきっかけ

「うつは心の風邪です。気軽に心療内科/カウンセリングへ!」と言われて久しいが、未だに「気軽に行ける場所じゃない」「高額を払っても話を聞くだけで解決しない」などと様々なハードルがある。日本のセラピストの、臨床での経験不足も一因である。私が注目する池田式メゾットは、セラピスト・池田登が、50年のカウンセリング歴を通して独自に醸成させたものだが、根本では臨床心理学や脳科学と通じており、かつ実践に特化していた。「これが普及すれば、日本は幸せになる!」と確信し、IT技術を駆使して池田式メゾットを「誰でも」「従来よりも効果的に」「多くのクライアントに対して」実施するために補助ツールを作成したいと考えた。

そのプランの実現手段・方法

このビジネスプランは池田先生に全面的な許可を得ており、開発は彼の監督の元で行う。また、開発段階で適宜統計学的な評価を行う。VR空間を創出するためのアプリケーションを開発し、それをダウンロードしたスマホをVRゴーグルに装着する。ゴーグルは、スマートホンと合体できる安価なものを使用し、クライアントが購入できるようにする。
治療の具体的手順については、以下の通りで、各段階で適宜AIが助言を行う。①患者、セラピストがそれぞれVRゴーグルを使用し、仮想空間に入室する②聞き取りを行いながら、適切に機能していない現状の心理状態を分析する③メタ認知システムを利用したワークを行う④再発防止のための心理教育を行う

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