PLAN
193
権利のマッチングサービスRAIMA
- チーム(学校名)
- ビジネス起業部会計支部(熊本学園大学)
プランの全体像
知的財産権の権利保有者と、その権利を利用したいユーザーを繋ぐプラットフォームを提案します。このプラットフォームは、取得した権利が周知されず、ライセンス料の獲得が難しいという権利保有者の課題と、知的財産権を活用してビジネスを拡大したい、もしくは自己実現を図りたいユーザーの課題を解消します。また、契約書のテンプレートを提供し、契約内容の認識の相違を解消するサポートも行います。更に弁理士事務所の広告を掲載し、リンクを通じて弁理士サイトへ誘導する事で、利用者が法的なサポートを得られるようにします。収益性に関しては上記方法による広告収入やライセンス契約や権利売買が成立した際に仲介手数料を収益源とします。
プランの着想のきっかけ
着想のきっかけは、メルカリを利用した際に、有形の資産は販売できるのになぜ無形の資産は販売できないのか、と疑問を持ったことでした。過去に、動画制作やイベントのポスターやチラシなどを作成する際に、著作物を利用したい時がありました。利用プロセスは調べればすぐに分かるのですが、そのあとの交渉などで非常に手間と時間がかかりました。権利を守る重要性は理解しますが、もう少し利用しやすくなっても良いと思いました。そこで、知的財産権を取り扱うプラットフォームを作ることで、クリエイターや企業は権利を利用したいときに利用でき、権利保有者は持て余している権利を申し分なく活用できると思い、今回のプランを考えました。
そのプランの実現手段・方法
このプランを実現するためには、特に次の2つの要素が必要です。まず、権利保有者が登録した特許などのアイデアを利用希望者が検索できるアプリケーションと、データ保管用のサーバーの構築です。サービスの成功には「使いやすさ」が重要なカギを握るため、アプリのユーザビリティを向上させ、優れたユーザー体験を提供します。次に、権利保有者と利用希望者へのプロモーション活動です。知的財産権を持つ企業や個人に対してプラットフォームの利便性とメリットをPRし、市場の形成を行います。また、知的財産権を活用したい企業や個人には、幅広い権利情報を簡単に閲覧できる利便性を強調し、プラットフォームの魅力をアピールします。