PLAN

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ロボットによるジャンボタニシの卵駆除

チーム(学校名)
ヨネダ珈琲(崇城大学)

プランの全体像

ジャンボタニシは稲作に多大な被害を与えていますが、繁殖力が高いことから手作業による駆除が追いついていません。また農薬散布による駆除がありますが、環境に悪影響であるなどのデメリットが存在しています。そこでジャンボタニシの卵は水に落ちたら死ぬことを活用し、効率的に駆除する方法として、稲についた卵を駆除するヘビ型ロボットを考えました。田んぼの周りに付いた卵は人力による駆除ができますが、田んぼの中にある稲についた卵は人力であると駆除が難しいと考えられ、このロボットによって従来作業がしにくかった場所の卵を駆除がでることや、環境への影がないこと。さらに24時間作業できるため従来より効率的に駆除できます。

プランの着想のきっかけ

田んぼにジャンボタニシの卵がびっしりついた風景をよく目にしており、ジャンボタニシによる稲作への被害額は年間推定60~270億円であることを知ったことから、どうにか駆除することができないかと考えました。駆除していくうえで、水に落としたら、卵は死ぬことから卵の駆除が一番効率的だと考えました。田んぼの外側であれば手作業で卵の駆除ができますが、田んぼの内側にある稲についた卵は水が張っていて中に入りにくいことや、稲があって、うまく卵を探すことができないため、それを解決できる方法がないかと考えたのがきっかけです。

そのプランの実現手段・方法

問題の解決法として卵の駆除をヘビ型ロボットで行うことを考えています。ヘビ型ロボットにすることで稲と稲の間を通り抜けることができます。また、ジャンボタニシの卵はとても目立つピンク色をしているため、色を識別するセンサを使用し稲についた卵を発見した場合、円形に変形して稲に巻き付くことができると考えています。そしてロボットの上側を伸ばした時に、円形状になり、それを伸縮させることで、稲についた卵をこそぎ落とし、水に沈めることが出来ると考えています。

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