PLAN

162

AI文豪プロジェクト

チーム(学校名)
とげまる2(熊本市立総合ビジネス専門学校)

プランの全体像

夏目漱石や芥川龍之介といったすでに亡くなった作家をAI技術で分析・理解することで、全く新しい作品を自動生成し、それらを提供するビジネスプランです。提供の形式はクラウドファンディングで、物故作家の愛好家から資金を集めて精巧なAIを作り出します。開発されたAIが生成した、オリジナルの作品を支援者にリターンとしてお届けします。このプランは、物故作家の愛好家だけでなく若者層の読書を促進する目的もあります。文学作品に触れてもらうためにもまず、新しいAI文学という文学の在り方を知ってもらうことが大切だと思いました。

プランの着想のきっかけ

私は、物故作家の江戸川乱歩の作品が好きです。せっかくビジネスプランを考えるのなら、自分の好きなものを活かして面白いプランを考えたいと思いました。そこで目をつけたのが物故作家とAIでした。物故作家の中には未完成の作品を残したまま亡くなった方もおり、続きが知りたかったり続編を求めたりする愛好家たちが一定数いると考えられます。このビジネスプランを達成させ、愛好家に作品を届けられたら面白いと思いました。また、文学作品に興味がない方にも関心を持ってもらいたい気持ちがあります。AI技術を使った新しい文学の在り方を広められると同時に、既存作家の作品や古い作品に触れてもらえる機会になると思います。

そのプランの実現手段・方法

このプロジェクトでは、クラウドファンディングで集めた資金を用いて、物故作家の文学作品を深く理解し、新しい作品を生み出すことができるAIを開発します。このAIは過去の作品を分析し、その物故作家の雰囲気やテーマを学習することで、まるで作家本人が書いたかのような新しい物語を創造します。クラウドファンディングに支援してもらった愛好家に、AIが作ったオリジナルの作品を特典として届けます。資金の使い道は、AIによる物故作家のオリジナル作品や続編の作成、支援者への還元・提供、AI開発費や計画資源に確保、データの収集・整理、専門家の相談、リターン作成です。

* * * プラン一覧へ戻る