PLAN

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みんなが掴める新しい吊り革

チーム(学校名)
吊り革掴み隊(文徳高校)

プランの全体像

満員電車のドア付近に立って乗車する際、手の届く範囲に空いている吊り革や手すりがなく、安定して乗車することができないという問題を解決するため、私たちはこの新しい吊り革を提案します。
この「みんなが掴める新しい吊り革」は、吊り革保持パイプの本数を増やして格子状にし、その間に紐状のもの(使用する素材は実験を重ねながら検討)を付けることによって、つかまることができる範囲が広くなるというアイデアです。
このアイデアを導入することで、満員電車でも車内のどの位置にいても乗客全員が安定して乗車できるようになることを目指します。

プランの着想のきっかけ

私は今年から電車通学を始めたのですが、乗る駅が終点に近いこともあり、朝は車内が既に通勤・通学する人たちで満員で、立つにもドア付近には手の届く範囲に空いている吊り革や手すりが残っておらず、何にもつかまれないまま乗車することがよくあります。
そのまま立って乗車していると、電車が揺れた時にバランスを崩してふらついてしまい、近くの乗客にぶつかってしまったり、転んでしまったりする恐れがあり、なんとか全員が安定して乗車できるようにならないだろうかと思い、この新しい吊り革を考えました。

そのプランの実現手段・方法

このプランを実現するために、実際にこの新しい吊り革を電車内に導入し、安全性や使い心地、どの位置にいても安定して乗車できるかなどを確認する実験を行い、改善点を探しながら形や素材などをブラッシュアップしていくことが必要だと思っています。 現在使用されている他の形の吊り革の利点を引き継ぎつつより良いものを目指します。使う素材は、当たっても痛くない柔らかさのものや、車内での火災時に火が燃え移らないよう燃えにくいものなど、車内でのトラブルの原因にならない素材を選びます。
また、実験・導入のためには鉄道会社の協力が必要です。この吊り革を導入する理由や得られるメリットを提示し、賛同してくれる会社を探します。

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