PLAN

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助太刀クロちゃん

チーム(学校名)
Monster patient(崇城大学)

プランの全体像

環境工学分野には、衣服の断熱性の大きさである着衣量を表す単位に、clo値というものが存在する。夏着は0.3、冬着は1~2程度で、1日の内、大きく外着と部屋着、2通りの値を示す。今回提案するのは、このclo値を用いたコーディネートアプリである。持っている衣服と、活動地域を設定し、1日の最高、最低気温、湿度、天気など基づいた快適性を最優先したファッションを提案する。天気予報を確認しない面倒臭がりの、今日、もっと着込んでくれば良かったといった、環境とのミスマッチを防ぐ事を目的としている。

プランの着想のきっかけ

近年、ファッションショーなどで見られる衣服は、とても煌びやかであったり、その奇抜さで、少々日常生活には、そぐわないと感じる事がある。崇城大学でも、夏場に半ズボンを履く人はあまり見受けられず、その理由としては、ダサいから、といった意見も聞いたことがある。ファッションは我慢なのである。このプランは、そういった、風潮に一石を投じたい、自分のための、言ってしまえば世話焼きプランである。これは退化か、個性か、すでに議論され尽くした事なのか、この実態をよく知り、プランのとるスタンスを固めたい。

そのプランの実現手段・方法

実現に必要なものは、大きく3つある。
1つ目は、サーマルマネキンという、人の温熱的快適性を測る試験器具である。
こちらを所有してらっしゃる、フリーハンド、クローチ研究所の方に協力を仰いでいる。
2つ目は、商標権のクリアである。
アパレル店から許可を得ることが必要だと思われる。
3つ目は、人がどういった時に快適に感じるかという基準である。これは、突き詰めると複雑でもう少し人のデータが必要だと考えている。
また、プロトタイプ作成に、ITスキルが必要である。
ユーザーはまず実験室のメンバーから、フィードバックと改善を重ねてから、プロモーションお金をかけたい。

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