PLAN
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のびーる定規
- チーム(学校名)
- 遠回りガールズ(熊本北高校)
プランの全体像
「30cmの定規は普段使いがとてもしやすい。」これは班の皆、そう思っていた。しかし、受験や高校では使えない場合が多い。高校受験のために15cm定規を買い直さないといけなかったのは手間が増え、時間を取られることで散々な思いをした。「伸縮定規」さえあれば、受験でも高校でも活躍するかもしれないと考えた。30cm定規は小学生の低学年でも買わないといけない。その時に伸縮でなく持ち運びがとてもしにくく、苦労した体験を思い出した。高学年になっても買い直す必要がなくなるためにも伸縮定規は必要だ。小学生の低学年から高校生の我々にまで使える定規が欲しい。私達はそう思い、定規について考えることにした。
プランの着想のきっかけ
なぜわざわざ回り道をするのか。わたしたちの疑問はそこから始まった。私が所謂「折りたたみ定規」と出会ったのは小学生の頃だった。その頃は「折りたたんだままだと普通の定規なのに、伸ばすと長くなるのすごい!」くらいにしか思っていなかった。しかしある日。中学生になり、受験の準備を着々と進めている中、担任の先生から「高校受験で折りたたみ定規は使用禁止になったよ」と言われ、仕方なく百均に行き、普通の十五センチ定規を買った。先生が言っていた折りたたみ定規が使用禁止になった理由は「定規の間で角度が測れるから」だった。それならば、角度は測れないが長い長さまで測れる定規を作ればいいのではないか。
そのプランの実現手段・方法
まず、今ある伸縮定規の構造をよく知る事から、私達の計画は始まる。前提として、今この世に存在している伸縮定規はあくまで工具用で勉強用のものではなく、デザインもとても簡素でいかにも普段遣いしにくいものだった。今ある伸縮定規を使いたくても使えないというこの状況を打破するため、、今ある伸縮定規の構造を応用し、例えば、普段遣いできるおしゃれなデザインの定規を設計する。デザインに関しては子供から大人まで、幅広いものを作るのも良いだろう。それを教育委員会に提案し、高校受験での使用を許可してもらう。もし許可が下りれば、事業にこの案を提案し、良い返答が貰えれば商品化をする。