PLAN
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悪質商法対策アプリ
- チーム(学校名)
- ぐりぐらのお友達(熊本市立総合ビジネス専門学校)
プランの全体像
悪質商法対策アプリは、AIやIT技術を活用したアプリの開発を目的としています。SNS上で拡散されるステルスマーケティング、副業詐欺、投資詐欺、偽チャリティサイト、フィッシング詐欺やワンクリック詐欺といった悪質な商売を自動的に検出し、詐欺に使用されるURLをデータベースに蓄積し、ユーザー間で共有したり、警告を発するシステムで被害を未然に防ぐ仕組みを提供します。さらに、詐欺に対する教育コンテンツも提供し、ユーザーのネットリテラシーの向上も目指します。
プランの着想のきっかけ
最近、SNS上でステルスマーケティングや副業詐欺、闇バイトのような悪質な商法が急増していることを知りました。これらの手口は非常に巧妙で年々新しい手法が増えています。被害者が詐欺に気づかない事も多く、対策が急務であると考えました。こうした現状に対して、自動的に検出し、ユーザーに警告を発する仕組みがあると、より安全にインターネットを利用できるようになると思ったことが着想のきっかけです。現在は、AI技術が進展し、情報を迅速かつ正確に分析できるようになってきていることから、詐欺防止にAIを組み合わせたアプリを開発しようと考えました。
そのプランの実現手段・方法
AIの最新技術を取り入れるためにAIを研究している大学や研究機関と連携を目指します。連携後は学生や研究者と協力し、自然言語処理を使いSNS投稿やウェブページのテキストをリアルタイムで解析し、詐欺や悪質な商売に関連するキーワードや文脈を自動的に分析、機械学習を用いて、フィッシング詐欺やワンクリック詐欺に使われるURLを学習できるアプリの試作を制作します。そして、ユーザーが詐欺サイトをクリックすると、画面上部から警告通知と対応策を提供します。そこからフィードバックを行い、改良を重ねていくことでユーザーにとって実用的かつ信頼性の高いアプリを制作していきます。