PLAN

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年々増加している空き家について

チーム(学校名)
naya(熊本市立総合ビジネス専門学校)

プランの全体像

自分の住んでいる地域では、空き家があり、それをどうにか活かすことはできないかと思いました。そこで、全国の空き家を調べた所、ここ数年で13.6%から13.8%に増加をしていることがわかりました。その原因と問題点として、離れた場所に住んでいて管理が難しい、景観の悪化、不法投棄、放火される、倒壊による事故などが挙げられます。この点を防ぐために、リノベーションが考えられますが、資金が最大2500万円かかります。その為、取り壊してコンテナハウスを建てた時に200万円とコストを抑えることができます。建設後は子供達が遊べるような憩いの場や、災害時には避難所としても利用できます。

プランの着想のきっかけ

自分の住んでいる地域で空き家があり、今にも倒壊しそうで、とても危険だと思ったのがきっかけです。そこでコンテナハウスを新しく建設することを思いつきました。これは私の弟がきっかけで、今では異常気象で外で遊びたくても遊べないという状況であったり、家に招くのが難しいという保護者もいると知り、もしコンテナハウスがあれば、様々な年齢の子供達と遊べるのではないかと考えました。憩いの場として利用するだけではなく、災害が多いからこそ避難するのが大変な人でも安心して避難所として利用することもできます。

そのプランの実現手段・方法

コンテナハウスには、デザインの自由度が高いという強みがあるため、対象の空き家の周辺調査を実施後、どういった年齢層や家族構成が多いのかを把握し、ターゲット層を明確にした建て直しを行います。利用価格は1時間、200円〜300円の価格設定とし、運用を行います。空き家は住宅街に多いこと、また、ターゲット層を明確にしているため、一定の利用者の獲得が見込め、低価格でも利益に繋げることができます。また、耐久性に優れるため、定期的なメンテナンスにより、長期利用できることから維持費も抑えることができます。貸出時以外には、子供は無料での利用可能、緊急時の避難可能な場所にする等、利用の敷居の低さをアピールします。

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