PLAN

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Tradeli(トラデリ)

チーム(学校名)
ぐりぐら(熊本市立総合ビジネス専門学校)

プランの全体像

このアプリは、配達業者と受取人を繋ぐサービスで、アプリユーザーが荷物を宅配便ロッカーや店舗など自宅以外の場所に届けることで報酬を得ることができる仕組みです。安全性を考え、自宅への配達は行われません。配達業者は荷物に専用のQRコードを貼り、ユーザーはそのQRコードを読み取ることで配達先を確認します。荷物引渡後、再びQRコードを読み取ると配達が完了、報酬が後日支払われます。ユーザーは自分で設定したエリア内での配達が可能で、自由な時間に配達業務を行うことができます。このアプリの開発により、配達業界の労働負担を軽減し、ユーザーには隙間時間を利用した新しい収入手段を提供します。

プランの着想のきっかけ

近年、ドライバー不足や配達業者の精神的・肉体的疲労が深刻な問題となっています。この問題に対し、私たち個人が協力して荷物を運ぶことで、少しでも状況をを改善することができるのではないかと考えました。ある調査では、「この先、人材不足の影響が不安な分野」の2位に「物流・配達」が挙げられました。総務省のデータでは、インターネットショッピングの利用率が73%に達し、今後も増加すると予測されています。そのため、配達業界の課題を解決するアプリの開発を考えました。また、このアプリはSDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」や目標8「働きがいも経済成長も」にも貢献することができると考えます。

そのプランの実現手段・方法

実現するための資金調達方法は、クラウドファンディングと配達業者とのパートナーシップ契約を考えています。この契約を結ぶことで、資金や技術的サービスを提供してもらうことができ、配達業者にとっても負担軽減・人材確保につながります。配達の報酬は、距離や荷物のサイズに応じて変化する仕組みを導入します。アプリ運営のための収益モデルは、配達代行手数料を配達業者から徴収する他、アプリ内に広告枠を設け広告収入も確保していきたいと考えています。さらに、宅配ロッカーの設置場所拡大を計画しています。駅や商業施設、住宅街にも設置し、アクセスしやすい場所での引き渡しができる環境を整備します。

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