PLAN
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衣服の大量廃棄問題を”微力ながら”に解決したい
- チーム(学校名)
- ハンドメイド(熊本市立総合ビジネス専門学校)
プランの全体像
ファッション業界では大量の衣服が捨てられ、環境への負担が深刻です。この問題に対し、 不要な洋服や生地をア ツ プサイクルして、新しい製品に生まれ変わらせることを目指します。具体的には、トートバッグ・ポーチ・アクセサリーなどを製作し、廃棄物の削減に貢献します。販売戦略としては、InstagramやTikTokといったSNSを活用し、製品の魅力を動画や写真で伝えま す。これにより、環境に配慮した製品を関心のある層にアプローチし、ファンを増やすことで認知度を高めます。持続可能なファッションの新たな選択肢を提供し、社会全体の廃棄問題解決に少しでも貢献することを目指しています。
プランの着想のきっかけ
現在、洋服を安価に購入できる時代となり、ファッションサイクルが早まっ た結果 、多くの衣服が毎日廃棄されている現状を目の当たりにしました。1日に約25万トン もの衣服が廃棄されており、この状況をすぐにゼロにすることは難しいですが、1つのモノを長く大切に使う意識が広がれば、廃棄される衣服の量は確実に減少するだろうと感じています。また大量生産と大量消費のサイクルは環境だけでなく、労働者にも悪影響を及ぼします。この問題は、環境と人の両方に深刻な影響を与えていると考えています。
そのプランの実現手段・方法
このビジネスプランの実現手段は、まず不要な洋服や生地を回収し、それらをトートバッグやアクセサリーなどにアップサイクルすることで、新たな価値を生み出します。次に、 リサイクルや寄付プログラムを設け、廃棄量の削減を図ります。また、SNSや動画プラットフォームを活用し、持続可能なファッションや環境問題についての啓発活動を行い、消費者の意識を高めます。さらに、エコラベルやサステナブル認証を取得することで、製品の信頼性を向上させ、環境に配慮した選択肢を提供します。 これにより、持続可能なファッションを促進し、衣服の廃棄問題に貢献しま す。