PLAN

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ミエルカ! エンカツ! ヨリソイ! 児童相談所のための業務フロー可視化サービス 

チーム(学校名)
sharlly(熊本大学大学院)

プランの全体像

児童相談所は、職員数の不足や業務量過多に起因する「子どもへの十分なアプローチが困難である」という問題を抱えています。
児童相談所の本来の役割は1人でも多くの子どもたちに手を差し伸べることですが、事務作業などにより子どもたちの対応に費やす時間が短くなってしまう現状があります。
そこで、私たちは業務フロー共有のクラウドサービス「エンカツ」を提案します。「エンカツ」は、ステークホルダーにとって確認が円滑になるように、登録不要な進捗共有リンクをメインとします。このサービスを利用することで、児童相談所と外部機関との連携が円滑になり、より協力して子どもたちに対応できる体制を構築することが可能となります。

プランの着想のきっかけ

児童相談所は職員の不足や業務量過多といった課題を抱えています。そんな中で、助けを必要としている子どもたちに1人でも多く手を差し伸べるには、働き手であるエッセンシャルワーカーに対するサポートが必要だと考えました。外部(行政・教育機関・保護者など)や組織内部との連携は業務遂行において必要不可欠です。

しかし関わるステークホルダーが多いがゆえに、情報共有の難しさや認識の祖語から生まれる、不信感やハレーションが重荷となっている現状があります。

機関間での進捗や情報の共有がより円滑になり、エッセンシャルワーカーが子どもに対して使うことのできる時間が増加することを目指しています。

そのプランの実現手段・方法

このプランの実現に必要な要素は、業務フロー共有のためのマネジメントツールです。
そこで、私たちは業務フロー共有クラウドサービス「エンカツ」を提案します。「エンカツ」は、クラウドサービスとして提供し、ステークホルダーにとって確認が円滑になるように、登録不要な進捗共有リンクをメインとします。これにより、エッセンシャルワーカーとステークホルダーとのコミュニケーション工数を減らしつつ、より連携して子どもを支援する体制をつくることが可能です。このサービスを児童相談所へ導入してエッセンシャルワーカーのサポートに貢献することに加え、将来的には行政のみならず企業でも活用されるマネジメントツールを目指します。

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