PLAN
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多機能メガネ
- チーム(学校名)
- リュネット(熊本北高校)
プランの全体像
多機能メガネは主に4つの機能がある。1つ目はナビ。スマホだと毎回立ち止まり道があってるか確認しなければならない。だがこの機能は目的地を入力すると実際の道に矢印が出てきてナビをしてくれる。2つ目は翻訳。この機能をオンにすると翻訳アプリを開いて調べなくても、音声や文字が翻訳された状態で見える。3つ目は警報。耳が不自由だと、周りの状況を把握するのが遅れてしまうことがあり非常に危険だが、この機能があることで地震などの災害の際に視覚から危険を知らせてくれる。4つ目は文字起こし。この機能は人が話した言葉を文字として画面に表示してくれるので、補聴器などを使わなくてもスムーズに相手と会話をすることができる。
プランの着想のきっかけ
友達に、耳が聞こえない子がいた。その子から話を聞いた時、「補聴器があるから、大抵の音は聞こえるけど、それでも限界はある。車の音が聞こえなくて、轢かれそうになったりすることが度々あるから、怖い思いをすることがある。耳が聞こえないと人とのコミュニケーションをとるときに紙に書いたりスマホで文字を打たないといけないから大変。」と言う話をしてくれたので、音が聞こえないことによって危険が迫ることがわかったり、スマホなどがなくても気軽にコミュニケーションが取れるようなものがあればいいなと思ったのが最初である。そして、視覚に訴えた方がわかりやすいと思ったので、メガネにあらたな機能をつける方法にした。
そのプランの実現手段・方法
普通のメガネの横のフレームの部分に、小さなプロジェクターとウェアラブル端末を取り付けて、メガネを付けたときに目の前にプロジェクターが見えるようにする。プロジェクターをつける場所はツルの横にする。ウェアラブル端末は、検索機能などは必要ないが、緊急速報がでるようにすることや、文字起こしの機能、GPS、翻訳機などの機能は搭載しなければいけない。とすれば、価格は非常に高額になることが懸念されるが、機能が制限された超小型スマートフォンのようなものなので、ある程度の価格で対応可能である。プロジェクターを設置することで重くなることが一番の問題だが、比較的軽い素材、リチウムなどを使って工夫する。