PLAN

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通路の真ん中に手すりがついた電車

チーム(学校名)
416(熊本北高校)

プランの全体像

現在の課題点として、満員電車では人が多くて掴む吊り革がない、つり革が高くて掴むことができない子供がいる、つり革の真下にいないとつり革が動いて安定しない点が挙げられる。そんな課題の解決策として、電車の通路の中央に手すりを設置する策があると私達は考える。もしもそれが実現したときは、電車の通路中央に手すりを設置した場合、乗り降りの際の扉付近での混雑解消や掴むところが増えるため車内が揺れたときの転倒防止、怪我人や高齢者、妊婦、障害者など電車内での歩行が大変な方でも手すりがあることによって歩行がしやすくなるなどが期待され、電車に乗るすべての人にとってのメリットとなると考える。

プランの着想のきっかけ

我々学生は通学で電車を利用する割合が高く、その際につり革につかまるにも荷物が重すぎて腕が上がらない、つり革が動いて結局揺れをまともに受け転倒するなどの悩みを毎回感じている。それに朝早い時間帯での通学のため、眠気が覚めないまま乗車し、車内も混雑しているため掴むところがなくバランスを崩して周りの人に当たってしまうことが日常茶飯事になっていることも悩みの一つとなっている。このような出来事は学生だけでなくお年寄りや子供、通勤しているひとたちなど電車に乗るすべての人が感じていることと思う。つり革の他になにかないかと考えた結果、届きやすい位置にある手すりだとどんな人でもつかみやすく安定できると考える。

そのプランの実現手段・方法

背の小さい子供でも安定して電車に乗れるように二段階の高さがある手すりを電車の通路の真ん中に設置する。資金はクラウドファウンディングで集めたり、国で開催されるイベントなどでプレゼンテーションを行い融資してもらう。現在使われている車両にも積極的に設置してもらうよう、学校関係者や文部科学省から鉄道会社に直談判し協力してもらう。車椅子の人が乗り降りしやすいように出入り口近くに手すりなしのスペースを開けておく。小さい子が頭をぶつけても怪我をしないように生地の厚いカバーをつける。様々な人に配慮ができたものにするため、ウェブサイトを作り、世界中からの質問や意見を集約できるようにする。

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